2006年10月21日(土):第12回循環型社会研究会

活動報告 ?

第12回KNS循環型社会研究会では、安全で環境にやさしい水を反応溶媒とする亜臨界水反応を今後の廃棄物再資源化のコア技術として捉え、21世紀COEプログラム採択拠点リーダー大阪府立大学吉田弘之教授と共同研究を行っ
ておられる近畿環境興産株式会社様の亜臨界水による再資源化プラントの見学会を行いました。

本プラントでは、亜臨界水反応を利用し、化学工業、機械・金属・鉄鋼業など様々な業種から排出される有機塩素系廃溶剤等を脱塩素化し、アルコール、有機酸、塩化ナトリウム、低級燃料油など
に分離・分解し、工業原料として製造する脱塩再資源化システムほか、同システムから回収されるメタノールと動植物性油脂製造時に発生する精製残渣等から、亜臨界水反応によりバイオディーゼル
燃料を製造するシステムが稼動しています。

また、本プラントは大阪府エコタウン事業としても全国から注目をうけているものです

見学会でははじめに、近畿環境興産 北垣様より会社概要、施設概要のご説明をいただきました。参加者よりこの亜臨界技術の導入に意欲を示された理由や、知財戦略、安全性などの質問にもお答えいただきました。

その後プラントを設計された取締役統括本部長田中靖訓様より、プラントを実際に見せていただきながら、説明を受けました。このプラントの運用にあたっては、前処理で128通り、運転において256通りのパターンがあり、
これらを中央制御して24時間3直体制、1直あたりわずか3人で運転可狽ニいうお話も伺うことが出来ました。

また、サーマルリサイクルの工夫、セーフティアセスメントの活用などについても詳細にお話いただけました。近畿環境興産株式会社さま、本当にありがとうございました。

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プラント見学のさい、同じエコタウン内の太誠産業株式会社 種谷さまのご協力で、タウン内の移動を助けていただきました。また太誠産業さんの、混合廃棄物アメ[ト事業による食品廃棄物の堆肥化プラントも見学させて
いただくことができました。種谷さま、ありがとうございました。

このエコタウンを基点に、大阪から循環型社会形成のための諸活動が多数創造されていくことに期待しています。
研究会ではリサイクル事業を現実に関西で展開されているいくつかの企業さまの生の声も多数いただきました。関西は埋め立て処理費用が安いことから、リサイクル業が振るわず、関東に大きく遅れをとっているという貴重
なご意見もいただきました。
燃やしたり埋めたりするのは簡単ですが、資源が有限であり、日本で産出できない資源は多いのです。
製品を作っている企業や市民の取り組みも、今後循環研ではどんどんご紹介していきたいと思います

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