2014年11月12日(水):コミュニティスポット2525 vol.27

活動報告

第27回目となるコミュニティスポット2525は、東海大学文学部広報メディア学科教授・河井孝仁さんをお迎えして「まちの魅力を創りだす?-シティプロモーションって使える道具か-」というタイトルで実施しました。

河井さんは、シティプロモーションを、人々が継続的して幸せに暮らす地域を作るために、主権者である市民や、代理人であるNPOや企業のさらに翻って行政内部の、地域経営に向けた活動意欲をひきだし、意欲を高めた市民・NPO・企業とともに地域内外へ、多様な地域魅力の効果的な訴求を行い、地域持続のための、人材、物財、資金、情報などの資源を獲得すること、と定義します。

意欲の引き出しには、地域の魅力を発散・共有・編集・研磨することで地域イメージをブランド化し地域内部に効果的に訴求すること、そしてこのサイクルを回し続けていくためには意欲ある市民の参画という「正統性エンジン」も大切。
そしてホームページ、広報誌などを使う自分発信だけでなく、メディアによる他者発信の活用のアイデアなど、たくさんの事例をひもときながらお話いただきました。

「市民は行政の発信にいつも反応を返してくれるほど暇じゃない。だから傾聴、ソーシャルリスニングをするんです。」
傾聴という言葉も繰り返し何度も出てきていました。

好事例を伝えるだけでは視察に来て「すごいですね。でもうちではここまでのことはできません」というだけで、視察を受け入れた側もがっかりする、というお話も。
シティプロモーションも、やるからには本気で、ひとつひとつ、成功のためにやるべきことを積み重ねていくマネジメントの視点が必要なのだと感じさせられました。

事例を集めただけで終わってしまいがちな地域活性化の研究が多い中で、河井さんは、シティプロモーションを成功させる要因を抽出し、市民が参画して地域持続のための資源獲得の実現モデルを本気で研究されているのが本当によく伝わる内容で、日本の多くの地域で本気で取り組む意欲ある人々がいらっしゃることに胸が熱くなるひと時でした。

■開催日時 平成26年11月12日 午後7時?9時
■開催場所 ハービスプラザ5階会議室7,8
■タイトル 「まちの魅力を創りだす?-シティプロモーションって使える道具か-」
■話題提供者 東海大学文学部広報メディア学科教授・河井孝仁さん
■主催:関西ネットワークシステム(KNS)
■共催:梅田MAG(阪神電気鉄道(株))https://umeda-mag.net/ 

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