2010年12月15日(水) Vol.45 岡本勝幸(ビジネスベースひろしま)

“KNS”で“今一度日本を洗濯致し候”?!

?必ず(K)呑んで(N)騒ぐ(S) から きっと(K)日本を(N)救う(S) へ?

今年のNHK大河ドラマは、坂本龍馬をモデルにした「龍馬伝」というタイトルだったが、
久々にハマって毎週欠かさず見入っていた。
多少史実とは異なる内容もあり演出されたシーンも多かった様だが、
その生き様は、地位も財産も無い一介の田舎志士が、様々な人と出会いあらゆる知識や智慧を聞き吸収し、
オリジナルではないが「これは!」と思った考えをまとめて時代を彩った偉人達を説得して廻り
遂に大志を成し遂げる姿である。
そんな姿に感動を覚えまた己の所在や日頃の活動と照らし合わせて思慮考え深かった人も多かったはずである。

岡本勝幸

一方現在の日本国を顧みると「失われた10年」と言われ久しく
これまで日本全体を牽引してきた経済成長が影を潜め低成長時代に突入し、
少子高齢化成熟社会の到来と相まって、複雑難解化する社会や市場は、
さまざまなサイクルの短期低命化をますます促進している。
このような状況下では、寡占状態の大資本力を有する事業体のみが更に勢力を拡大し、
特異な分野、隙間などで生き延びてきた中小企業やベンチャーなども、
隙間なく埋められてしまい、立ち入る幅すら無くなってしまっている。
本当に新たな志を以って起業する事業者達には、成長と拡大が見えにくい時代となってしまった。

更に地方地域は、従来からの首都圏地域への人材や資本の一極集中に拠る産業や経済活動の停滞衰退が著しく、
様々な疲弊や疲労を招き、もはや活性化はおろか自立化さえ不可能に近い限界点に達していると認識される。
尚も事態は深刻化し、グローバル化の潮流により未だ国内で循環滞留していた人材や資本は
現在中国やアジア諸国などの新興国へ堰を切った様に流れ始め、その流出はもはや止められない状況である。
遂にはヒトやお金だけでなく、日本の生命線である技術力まで移転が始まっており、
国益の損失に至っては挽回しえない事態に陥る事になる。

もう5年以上も続いて一国のトップである総理大臣首相がほぼ1年単位で変わっても、
政権交代で政権政党が変わっても、これらの事態は好転するどころかますます混迷の様相を呈している。
これは正に様々な体制やシステムが「制度疲労」を起している事に他ならない。
そして旧態然とした体制から全く新しい時代へ変革しようと混迷奔走した過去の史実と
折り重なって見入ってしまうのは歴史は繰り返すと言う必然なのかもしれない。

では、このような全く先が見えない読めない時代、より迷走する不確実性の時代において、
いったい何を指標指針として舵取りを行い進んでいけばよいのか?
明確な答えは無いが、やはり歴史先達に学ぶことが肝要であり、
かつての幕末維新における坂本龍馬に代表される生き様にこそ実はそほ方向性を窺い知る事が出来る。

それは、「皆が持っている情報や智慧を集結し考え抜く事」である。
そして様々な情報や智恵を有した者達が集い語りそして議論し合う事が肝要である。
これは正に「KNS」が実践している定例会や様々な研究会、会合、交流会の精神に他ならない。
個々が発する内容や各々で交わされる情報は僅かではあるが、
様々な立場や地域で活動する面々が集い合う事でより大きな智慧や知識へと昇華させ、
やがては様々な課題を解決し疲弊した様々な局面において大いなる転換点となる契機として作用していく事が期待される。
決して烏合の衆ではない、其々で想いや志を持った志士が集結して語り合う事が重要であり、
「KNS」の精神がその一翼を担うと言っても過言ではない。

坂本龍馬は己の志を以って「今一度日本を洗濯致し候」と考え行動を起こして実現させた。
「KNS」のポリシーである「必ず(K)呑んで(N)騒ぐ(S)」は、
何時の日か「きっと(K)日本を(N)救う(S)」礎とならんことを願ってやまない今日この頃である。

折りしも、今週末12月18日(土)は、定例会が大阪電気通信大学で開催される。

さぁ!皆で是非参加して「日本を洗濯する」きっかけ作りを始めるぜよ!?

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