2010年10月13日(水) Vol.36 加藤富士夫(KNS東海支部世話人(三重県農水商工部商工振興室))

大切なつながり

 こんにちは。三重県庁、商工振興室の加藤と申します。
 10月9日(土)・10日(日)に地元の「津まつり」があり、晴れた日曜日には、
流行の「よさこい」踊りや、昔ながらのお神輿や太鼓などもあったりして、
また、東京ディズニーリゾートからミッキーとミニーが特別に参加して、大変盛り上がりました。

 ところで、私の今の仕事が「商業振興」ということで、祭りの中の商店街に目を向けると、
商店街には多くの人が集っていましたが、やはり各々の店には格差があるようです。
何か特長を出す店や積極的に店先に出す店には、まだまだ活気があるように思いましたが、
全体的にそのような店は少ないです。商店街の行く末はどうなるのか・・・考えていまします。
例えば、岡崎市の商店街では生き残りをかけ「街ゼミ」という取組を行っていますが、
各々の商店で受講生とつながることでファンづくりをしています。
リピーター率がよく、顧客となっているそうです。
ここ数年で県内にも、100円商店街、軽トラ市、B級グルメ対決、商店街配達サービスなど
積極的に試みる商店街が現れてきました。まだまだ頑張りますよ、商店街は。

 また、最近、力を入れているのが、地域商業再生からアプローチする「買物弱者対策」です。
特に中山間地域において商業機能の維持・確保を狙い、地域の取組と結び付け再生を図ろうと考えています。
田舎の店が廃業している現状の中で無理だと考える方が多いでしょうし、
常識的にも不可能であると私も思いますが・・・
中山間地域の中には、国民年金で生活し、野菜などを作り自給自足をしている高齢者世帯が多い地域もあり、
最近では、サルやイノシシなどの被害にあい、食べ物の買物が必要で苦慮している方がいます。

 そのような地域では、悲しいかな、家族のつながりよりも、
地域住民のつながり(助け合い)でなんとかやっているようです。
商業者や地域の連携・協力でうまくいく仕組みがないか、私なりに挑戦していきたいです。
現に、JAの撤退後に、個人で引き継いで順調に経営しているケースや
自治会が簡易郵便局と合わせて経営しているケースが県内にもあり、地元は頑張っています。

 今後、人や物の交流(連携・協力)を通じて、地域経営が好循環に回るような仕掛けができないか、
ツールがないか調査研究を進めていこうと考えています。
KNSには知恵と勇気の交流があり、感謝しておりますので、今後とも仲間としてよろしくお願いします。

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