2010年07月21日(水) Vol.24 大熊謙治(KNS関東支部世話人(横浜))

高齢社会に向けた私なりの準備

関東支部世話人の大熊です。この4月末、約30年勤めた某シンクタンクを早期退職した。
目下フリーで充電中。早期退職をきっかけとして何か新しいことを始めてみようと
4月初旬から始めたことが二つある。
早朝ウォーキングと健康・健康生きがいづくりアドバイザー養成講座受講だ。

(早朝ウォーキング)
まず、早朝ウォーキング。始めた理由は、医師に肥大性心筋症と診断されたこと。
あまり負荷の掛からない運動をして健康な身体を作ろうと思った。
朝5時起床、身支度を整え5時15分自宅を出発。妻と二人で小一時間少し早足で歩く。
歩数約8000歩。コースは、自宅近くの神奈川県立三ツ池公園とその周辺だ。

大熊謙治

 4月、当初満開だった公園の桜も日を追うごとに花びらが少しずつ散り、葉が目立つようになり、
やがて主役は可愛らしい八重桜に交代。公園の山肌は、山吹が黄色の花を付けている。
 5月、桜に変わってピンクや白のハナミズキ、つつじが目に入るようになる。
新緑がとても眩しい。爽やかな風が木々の間を通り抜ける。
 6月、日を追うごとに緑は濃くなり、葉が照り輝いている。
 7月初旬、山吹やつつじが咲いていた山肌は、アジサイが今を盛りと大きな青紫の花を沢山付け、重たげな様子。
 いつ頃からなのか、公園内でオカリナを練習するご婦人が吹く昔懐かしい曲が森に響き渡る。
それに和すようにウグイスやその他小鳥たちのさえずり。

 移り変わり行く自然に包まれていると、今、生かされていることに素直に感謝したくなる。
ウォーキングする顔に朝の光が射してくる。思わず、「お?、アマテラスオホミカミ!!」と
太陽に向かって手を合わせてしまう。

 いつも同じ時間に自宅を出発すると、ほぼ同じ場所で二人のおばあさんと出会う。
一人は杖をついた少し痩せた方、もう一人は帽子をかぶり眼鏡を掛けた少し小柄な方。
「おはようございます!」。ごく自然に互いに朝の挨拶を交わすようになった。
「散歩は毎日欠かさずなんですか?」と一度話しかけたことがある。
「ざぁーざぁー降りの酷い雨の日以外はほとんど毎日!」。
時々寝坊して休んでしまう我々とはやはり気合いの入れ方が違うな。
でも無理はしないことにした。長続きしないから(これはいい訳か)。

 朝の挨拶を交わす人は日に日に増していく。
改めて公園内を眺めると早朝ウォーキングをしている人は結構いる。
それも高齢者がほとんどだ。
犬の散歩をしている人にもかなり出会う。
今までこの時間帯に外出したことがなかったため気付かなかっただけなのだが、
少し大袈裟にいえば、早朝ウォーキングを始めて、「未知なる領域」を発見した。

(健康・生きがいづくりアドバイザー資格取得)
もうひとつ始めたのが、健康・生きがいづくりアドバイザー資格取得のための養成講座受講だ。
4月4日から5月9日まで毎週日曜日の午後、約4時間濃密な講義を受ける。
内容は、中高年と、健康・生きがい、福祉、家族・地域社会・余暇、家庭経済、就労、
さらには健康生きがいづくり支援活動基本論等のカリキュラム。
5月16日実施の認定試験を受け、7月に2日間の資格認定研修会に参加し、
所定のカリキュラムをこなすと資格が取得できる。
厚生労働省認可の財団法人健康生きがい開発財団が実施している。
現在、全国に約4600名、神奈川県には約200名の登録アドバイザーがいる。
その研修がちょうど10日、11日にあった。
カリキュラムは、オリエンテーション、NPOを立ち上げ地域貢献活動をしている先輩アドバイザーによる事例報告、
グループワーク、アドバイザーとして活動するにあたってのノウハウの伝授などだ。

健康・生きがいづくりアドバイザー(略称:健生アドバイザー)の資格は、
国家資格と異なり、取得したからといって何か具体的な仕事の役に立つというものではない。
高齢者の仲間入りをするに際し、上記カリキュラムにあるような当然知っておくべき知識を身につけ、
同様な仲間と付き合っていくためのいわばパスポートのようなものだ。

今回、神奈川県で共に受講した仲間は16名。
この16名が神奈川県約200名の登録アドバイザーに加わることになる。
私は神奈川県「健生アドバイザー」のパスポートを活用し、新たな活動領域を広げていきたいと思っている。
健生アドバイザーとして、地元横浜や神奈川県に何か少しでも寄与できることがあれば嬉しい。
人生80年、いや90年と言われる昨今、平均余命を考えるとこの先の人生は長い。
まだまだいろいろな場で活動していきたいし、活動していかなければならない。
そのためにも健康が第一だ。身体的にはもちろん精神的にも社会的にも。
早朝ウォーキングを始めたのもその一環だ。

早朝ウォーキングによる健康づくり、健康・生きがいづくりアドバイザー資格取得、
これら二つは、高齢社会に向けた私なりのささやかな準備である。
KNS関東支部世話人としての活動と健生アドバイザーとしての活動を上手く融合していければ嬉しい。

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