2022年04月13日(水) Vol.603 岡室俊之(IT経営相談所)

コロナ禍で生まれた2つの変化

世話人の一人、岡室です。

早いもので、IT経営相談所として創業して3年が過ぎようとしています。
2019年2月末に前職を退職し、3ヶ月ほどの旅人期間(無職ともいう(笑))を経て
5月に立ち上げを決め、6月からスタートしました。
突然の退職で何も創業準備もしていなかったため、この時点で顧客0、見込み客0。
かなり不安なスタートでしたが、KNSの方始め様々な方とのご縁もあり
2019年の冬までに4社のお客様から顧問契約を頂き、3社の個別案件を頂くことが
出来ました。

岡室俊之

いくつか成約になった!とはいえ、まだまだスタートを切ったばかり。
さて、どうしていこうか、と考えていたところ、やってきたのが
新型コロナウイルス感染症(COVID?19) でした。
ITに関わる支援をしている立場としてちょっと思ったことを書いていこうと思います。

皆さんもご存知の通り、たちまち外出が出来なくなり、いわゆる営業活動も
全く出来なくなってしまいました。

感染した方や亡くなられた方、そのご家族の事を考えれば些細なことではあるのですが、
生活をどうするかという点では創業半年という時期でしたので「この後どうなるんだろう」
と日々不安になっていました。

当初はみなが混乱し、経済活動がストップしたような感じだったかと思います。
僕もどうしていけばいいかな、と考えていました。

そのような中で、新しい生活様式、ニューノーマルといった言葉が出てきて
日々の生活や働き方に変化が起き始めました。
例えば出社しなくていいようにテレワークという働き方になったり、
商談もオンライン営業にシフトしたりということが起きるようになってきました。

オンライン営業は当初は苦痛でした。お仕事上、お客様訪問する際に目に入ってくる情景には
様々な重要な情報(社員さんの表情や場の雰囲気等)が含まれいるのですが、
バーチャル背景にすると全く分かりません。会話するときもタイミングが合わずかぶってしまったりしてやりにくかったり。
でも、不思議なものでオンライン会議をしているうちにポジティブな面に気付くようになりました。
まずは距離を潰せること。大阪にいながら全国の方と打合せが出来ます。
今までは現地に行かないと顔を合わせられなかった方と気楽に会えるようになりました。
そのときに移動時間がないこともありがたいところです。
移動するためには準備を含めて結構な時間がかかります。
しかし、遠くの方と話すときであっても10時からの打合せは9時30分過ぎに起きても間に合ったりするわけです。
夜も会議のはしごが出来きちゃうし。

心理学には単純接触効果というのがあります。
シンプルにいうと接する機会が多いほど親しみを感じるという効果です。
FACEBOOKなんかで見かけている人と会うとき違和感がないのも同じ効果ですね。
その意味では遠くても、時間がなくても接点を作れるというのとても大事なポイントです。

また、多くの経営層もオンライン会議を通じてITに触れる機会が増えました。
これまで避けていた経営者の方も使ってみたら意外と便利ということで抵抗感はなくなってきたかと思います。

テレワークでは当初テレワークだと必要な情報が見れないなどの問題もありましたが、
管理体制の変更やツールの導入などで徐々に改善してきた模様です。
東京の通勤ラッシュなんて見てるとテレワーク可能な仕事はそちらにスイッチした方が
心身共によいように思います。

一方、テレワークで会話がオンライン会議だけだと思いついたときに気楽に声がかけられないという
コミュニケーションの取りづらさや、帰属意識が薄れるなどの問題も出ています。
結果離職率が上がると大変ですよね。
最近ではそういったことを解決するためにバーチャルオフィスというシステムが提供されるようになり、
リアルに近いバーチャル空間が提供されるようになりました。
気軽に声をかけられたり、ZOOMでは難しい雑談が出来たりすることでより働きやすい
環境にすることが可能になっています。

新型コロナウイルスは災厄でしたが、二つのポジティブな変化を生み出しています。

まず、ある意味では日本においてこれまでなかった変化を生み出している面もあります。
この数年で使われるようになった、生まれたクラウドサービスは新しい可能性を秘めています。
使う側の環境も大きく変化しました。

もう一つは 会える幸せ に改めて気付かせてくれたことです。
オンラインで会えるとはいえ、やっぱり対面で会えるのは特別な意味があります。
その良さを皆さん改めて感じられたのではないでしょうか。

しかし、だからこそ、コロナが落ち着いてきたとはいえ、元に戻すことがよいことかどうか、
一度問う時期に来ているのかな、と思います。

オンラインかオフラインかの選択ではなく、どんな働き方がいいのか、
どう繋がっていくか、が大事ですよね。

で、実はそんな繋がり方を感じて頂くためにバーチャルオフィスを使った企画を
してみました。
4/28にoViceというシステムを使ったイベントをKNSで開催します。
http://www.kns.gr.jp/schedule/2318.html

oViceは近づいた声が大きく聞こえるなどリアルに近い動きをするシステムで
最近とても注目されています。是非この機会に体感してもらえたらと思います。
そして話題提供はセネガルを好きになってしまった宮村暢子さんの物語です。
なかなか聞けないお話でもありますので是非ご参加くださいね!

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