2021年03月10日(水) Vol.550 西田孝廣(阪神園芸株式会社)

毎日ランニング

皆さん、こんにちは。阪神園芸?の西田です。5年前に所属しているランニングチーム「
うめ☆ラン」について寄稿させて頂いて以来久々のコラムとなります。
コロナ禍でマラソン大会の中止や飲み会の自粛など、ランニングの大きな目標がことごとく無くなってしまい、自分の周囲でも走ることを辞めた方々は少なくありません。斯く言う自分も、昨年は申し込んだ5つの大会のうち2つが中止(延期)となってしまい、練習にも力が入らなくなりました。そんな折、人事異動で新たな職場に移ることになり、多くの若いスタッフと一緒に仕事をするにあたり、彼らに何か刺激を与えることはできないかと考え、3年前に当時の部署(六甲山観光)に移った際に始めた毎日のランニングが、スタッフや取引先との会話で大変役に立ったことを思い出し、再度やってみようと2020年3月31日からランニングをスタートしました。今回はこの毎日のランニングで、当初考えてもいなかった様々な効果がありましたので、これから走ってみようと思っている方々の参考になればと思い書いてみます。

西田孝廣

前回の毎日ランは、4月1日から始めたのですが77日目にひどいぎっくり腰になり途切れてしまいました。ちょうど関西学院大学で開催されたKNSの定例会の日で、名古屋ウイメンズマラソンのおもてなしタキシード隊の報告をしたのですが、時間が経つにつれて痛みが増し、帰宅すると起きることができなくなったことが思い出されます。気候もランニングに快適の時期で、最初からトップスピードで飛ばしたり、休日には長距離を走ったりして、堂野さんから「無茶しすぎ」とのアドバイスにも馬耳東風で、体のメンテナンスもほとんど行わなかったので当然の結果でした。
そんな苦い経験があるので、今回はスピードや距離には拘らず、「継続して走る」ことに主眼を置き、前後のストレッチをしっかり行い、まずは前回の77日を超える100日を目標に走り始めました。
新しい職場は徒歩で通える場所にありますが、朝7時には出勤し、帰りは何時になるかわからないので出勤前の午前5時頃に走るようにしました。しかし走り始めてしばらくすると、新型コロナウイルス拡大による最初の緊急事態宣言が出て、不要不急の外出の禁止やマスクの着用が必須となりました。マスクを着けて走ってみると、やはり息苦しく走りづらい。どうしたものかと思案し、人と出会わなければマスクをせずに走れるとの結論に至り、朝さらに早い4時半頃からスタートし、コースも埋め立て地の海沿いや、高速道路沿いの道を選んで走ると、ほとんど人がおらずマスクを外して走れます。まれに人とすれ違う際にだけマスクをすれば済むのでストレス無しで走れました。
4月は日の出が早く暖かいので走りやすく、ウィークデーは約8km、週末は約15kmと前回を超える距離を走ることができ、月間走行距離の累計が300キロを超えました。以前フルマラソンで初の4時間切りを目指していた時、月間200キロを走りこみ、マラソン当日絶好のコンディションであったにも関わらず、達成できなかったことに不貞腐れたことが、今となってはその程度の距離で何を言っていたのかと反省しきりです。
5月になるとゴールデンウイークもあり、走る距離がさらに伸び1ヶ月で450キロもの距離を走ることができました。脚や腰に張りが出ていると感じたらスピードを出すのを辞め、決して無理はせず楽しく走ることを心掛けると、自然と累積走行距離が伸びました。今まで月間200キロくらいが限界だと思っていましたのでやればできるものです。
6月に入ると自己記録の77日はあっさりクリアし、目的としていた社内での若手への刺激のネタとしても十分効果がありましたが、早朝に起きることが自然となり、走ることで新陳代謝がさらに良くなり、100日を超える頃には、毎日走ることが日常になってくると辞める理由が無くなってきました。またラン仲間や同級生で毎日ランを始める人が出現し、お互いSNSで刺激をし合うなど新たな楽しみもできました。夏が過ぎ、秋になる頃にはFACEBOOKで毎日応援してくれる友人たちも出てきて、走ることが楽しみの時間へと昇華していきました。
この間ランが途切れる一番の危機は、7月中旬の東京出張でした。朝ランが出来ずに始発の新幹線で東京に行き、業務終了後、支社のスタッフと慰労会をして気付くと23時過ぎ。ほろ酔いで外は雨が降っていましたが、ホテルに戻ってすぐ着替えて、日付が変わる前ギリギリに皇居周りを走ることができました。翌日支社のスタッフにその事を伝えると、やはり驚かれました。
 10月の200日達成の夜には、友人たちにサプライズのお祝いもして頂き(掲載写真)、ますます辞めることのできない状況になってきました。
 年を越し300日を超え、寒波の朝はスタート前に若干躊躇することもありましたが、一歩玄関を出れば気分は走るモードとなり、走り終わればいい汗をかいています。
 これまでのランニングでの効果を挙げてみますと、まず無理をせずとも月間300キロを走れるようになりました。また走る前後のストレッチをきっちり行い、走る際には爆弾を抱えている腰とふくらはぎにサポーターを巻くことも徹底するようになり、自分の体への気配りができるようになりました。家では床に座ることを辞め、必ず椅子に座り、お風呂も高い椅子に替えたことで、腰痛を発症することが激減しました。食欲も旺盛になり、朝昼晩と3食ともしっかり食べ、アルコールを飲んでも体重は変わらず、四季を通して汗をかき、代謝が更に良くなりました。寝る時間は定まっていませんが、朝4時前後に起きることが自然となり、決して睡眠時間は長くないですが、熟睡が出来ているようで日中もあまり眠くなりません。極めつけは元々中性脂肪と悪玉コレステロール、尿酸値が高く、医者から投薬するよう指導がありましたが、走ることで薬を飲まずともそれぞれの数値を標準まで下げることができました。このように健康体になったことが一番の効果です。スマホには幾つか歩数でポイントが貯まるアプリを入れていまして、毎日ランをするまで1ヶ月平均16,000歩だったのが、平均22,000歩と一気に増えて、ポイントが良く貯まるようになりました。また社内外の方々と会う際、「今日で何日目?」から始まる挨拶が増えてきまして、毎日ランをしていることがネタとして広まってきたことも嬉しい限りです。
 またあるアスリートの方から、私の1日の行動を教えて欲しいとの質問が来ました。理由を聞くと、毎日走っていても疲れた様子もなく、変わらず翌日に走っているので、きっと何か原因があるのではと考えてのことでした。その方には、朝起きてから寝るまでの食事内容や食事をする時間、ストレッチの方法など事細かに伝えると、それを実践され何日か後に「リコピンの高いトマトジュースを飲むと疲れない体になった。」との返事を頂きました。食事に関してはすぐにお腹が減るので、朝昼晩は満腹になるまで食べ、間食は取らないことだけ決めていましたが、まさか毎日飲んでいるトマトジュースでこの様な効果があるとは意外でした。
このコラムを提出した3月4日(木)で連続ランは339日となりましたが、まだ途切れる気配はありません。ただ期間中にラン仲間と一緒に走った機会は数えるほどで、ランの醍醐味である、ランニング終了後のみんなでの乾杯ができないことは残念ですが、新型コロナが終息するまで辛抱するしかありません。それまで新たな効果を期待しつつ怪我をしないよう毎日走り続けたいと思います。

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