2021年02月17日(水) Vol.547 木下朋和(甲南大学)

必ず飲んで騒ぐ会にて素敵な泡で乾杯を - シャンパーニュの魅力 -

KNS本部世話人の一人である木下(甲南大)です。
いつもは、大学や定例会開催に関する記事を書くことが多かったのですが、背負ったカンバンを捨て、個人的立場で活動できるのがKNSのいいところ。
今回のコラムでは、メンバーのみなさんも大好きなお酒、その中でも私が愛している「シャンパーニュの魅力」についてお伝えしたいと思います。

シャンパーニュと聞いて・・・みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか。
「パーティやお祝いなど特別な日しか飲まない高いお酒」、「泡立つ炭酸ワイン」、「スパークリングワインと同じもの?」などなど思い描く方も多いかもしれません。
話題性のあるところですと、ノーベル受賞記念晩餐会で必ず乾杯酒に用いられ、映画007のジェームズ・ボンドが必ず愛飲するお酒として「シャンパーニュ」をご存じの方もいるかもしれませんね。
・ノーベル受賞記念晩餐会「テタンジェ ブリュット」
・映画007ジェームズ・ボンド「ボランジェ」 で検索してみてください。

木下朋和

まず、「シャンパーニュ」を簡単に説明しますと、フランス・シャンパーニュ地方の特定の地域(村)とぶどう品種を使って、伝統的な製法(シャンパーニュ製法)による発泡性のワインのみが「シャンパーニュ(シャンパン)」と認められ、それ以外の発泡性ワインは、総称して「スパークリングワイン」と呼ばれます。
よって、厳密には、「シャンパーニュ(シャンパン)とスパーリングワインは別物」となります。また、シャンパーニュは、必ずエチケットに「Champagne」と表記することが義務づけられています。一度、ボトルを手に取り確認してみてください。

そして、シャンパーニュ地方の解説といきたいですが、私はシャンパーニュ地方に訪問したことがなく、詳細な説明ができません・・・残念(涙)。せめて、シャンパーニュを理解して、美味しく飲むにはどうすれば・・・という点で書かせていただきます。

シャンパーニュは、(1)ノンヴィンテージ、(2)ヴィンテージ、(3)プレステージの3種類に分けられます。名前から予想される通り、(1)→(2)→(3)にいくほど、格式が高くなります。
(1)は、異なるぶどうや畑、収穫年などをブレンドして製造され、N.Vと記載されています。
(2)は、非常に優れた作柄で、同じ収穫年で作られたシャンパーニュであり、エチケットにヴィンテージ(収穫年)が記載されています。
(3)はその上をいく最高級のシャンパーニュと称されています。
ぶどうの品種としては、基本的には「シャルドネ(白ぶどう)」、「ピノ・ノワール(黒ぶどう)」、「ムニエ(黒ぶどう)」の主要3種類をそれぞれ単独で使用したり、ブレンドしたりして、上手に「ぶどうの個性を引き出す」ように製造されています。
そして、ワインなど嗜われたことのある方であれば、一度は聞いたことがあるかもしれないが、「ブラン・ド・ブラン(Blanc de Blancs):白ぶどうのシャルドネだけで製造」、「ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noirs):黒ぶどうのピノ・ノワールとムニエ、またはどちらか1種類だけで造られた」シャンパーニュがあります。

 最後に、シャンパーニュのテイストの調整で大切となるのが「ドザージュ(加糖)」であり、シャンパーニュの甘辛度が量られます。一例ですが、(1)辛口 エクストラ・ブリュット 0-6g、(2)ブリュット 0-12g・・・、(3)甘口 ドゥー50g以上などで区分され、それぞれ残糖分を示しています。また、3g以下を「ブリュット・ナチュール」や「ドザージュ・ゼロ」と記載している場合もあります。最も市場でみかけるのが、辛口の「ブリュット(Brut)」であります、これも一度、ボトルのエチケット(ラベル)をご覧になってみてください。
以上、出来る限り難しく書かないようにしたつもりですが、(専門カタカナ)用語が入ると、難しくなり、敬遠されがちになってしまいますね。

最も大切でお伝えしたいことは、シャンパーニュは、奥深い世界であり、お祝いの大事な場面から日常の会食まで幅広く親しまれています。そして、みなさんに身近なお酒として認識いただき、美味しく味わって欲しいことです。

今般の新型コロナウィルス感染症による自粛により、対面で接した会食の機会がめっきり減ってしまいました。
昨年度は、KNS定例会の代名詞となっている「必ず飲んで騒ぐ会」の開催も叶いませんでした。是非とも皆さんと会えない期間中に前述を参考にしていただき、「シャンパーニュ」に触れていただければ嬉しいです。そして、今年の定例会でメンバーの皆さんとシャンパーニュで口福の華を咲かせることを楽しみにしています。

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