2020年10月14日(水) Vol.530 山下大輝(株式会社マジカル)

副業に関しての思うところ

株式会社マジカルの山下です。
2014年創業のマジカルも今年で7年目ですが、来期あたりに僕自身がずっと興味があった副業を解禁したいと思っています。まだわかりませんが。
と言ってもそう簡単なことではなく、クライアント様に迷惑がかからないような社内体制と整備や、社内不公平が出ないようにと考えだすと簡単には進まないものです。
今回のコロナによる影響はマジカルにも多少なりとも出ており、さらに社内スタッフの生活環境の変化も重なり、自分の考え方を広げる良いチャンスだと思っています。副業を進めるにあたりスタッフ自身が求めることのすり合わせが必要だと思っており、単純にお金を求めているだけなら会社で出世する方法を話し合うなど、あくまで副業はスタッフ個人の幸福感のアップや会社にとってプラスになるならやりたいと思っています。

山下大輝

●スタッフ個人の収入分散
会社と同じように、一社に依存しすぎることなく副業という形でいくつかに収入面を分散することの必要性をかんじています。7年目にして家庭を持つスタッフも出てきており、今までのように自分一人だけの生活という考えではなくなってきました。リアルにお金のことを考えていく必要があります。
さらには他業種で興味のあることに触れることで充実感のある生活を送ることができ、デザイン事務所としての引き出しも広げることが出来る。
お金や出世を求めるのか、スキルアップなのか、無理せず自分の時間を確保しながら働きたいのかなど、スタッフ個人の価値観と会社方針とを擦り合わせしたいと思います。

●労働時間の管理と職種によるバラつき
マジカルでは制作職と営業職で勤務時間にばらつきがあり、どうしても制作職スタッフが遅くなる現状を抜け出せておらず、このまま副業を解禁してもスタッフ間での摩擦の原因になります。
試しに会議で副業解禁を伝えてみると、制作職系はほぼ興味がないといった反応。逆に営業は副業に前向き。職種による大枠の性格は多少あれど現状の時間で副業をすることにより今よりも時間がなくなってしまうという気持ちや、まだまだ技術を磨くプロセスで副業などといった技術職ならではの考え方をもっているようです。この考え方も大切なことなので、蔑ろにせず前に進めるとなると難しいなーと思っています。

●社外への影響
発売前の商品を取り扱う以上、守秘義務はもちろん情報の取扱いには細心の注意をはらいますが、その管理体制の整備が難しく思います。
最終的には信頼するしかないにしろ、会社として整備をしっかりしなければなりません。

●人材に関するリスク
副業に関して色々調べてみると離職についての意見も色々ありますがこれに関しては個人的には一切心配しておりません。スタッフが辞めるのは寂しいことですが決して悪いことではなくお互いの成長のためでもあります。会社はスタッフとクライアント様へ一生懸命やる。その結果がどうであるかと考えています。

創業当時にある中小企業診断士さんに「社会で一人で生きていけるようにするにはどうすれば良いですか」と質問したところ即答で「副業」とおっしゃっておりました。この時から副業に関して意識しておりますが、収入面の分散という意味では「副業」は一つの引き出しではあると思います。しかし、技術面や対人関係など培っていかなければいけない技術も無視できません。

国の方針や大企業でも副業が進んでいますが、我々のような零細企業は簡単には適応できない現状があります。創業当初より副業の必要性は考えていましたが、会社を安定させることへの比重も無視できず着手することはありませんでした。
デザイナーとしてデザインのクオリティー向上は必須で、クオリティーが低いにも関わらず副業に手を出すということでもいけません。
デザイン事務所としてのクオリティーは向上させつつ、スタッフの生活や精神面での安定させるべくマジカルでも副業に関してゆっくりと向き合っていきたいと思います。
まずは社外に迷惑がかからない程度のことから少しずつやってみて、難しいことばかりを考えると前に進みませんが、決して悪いことばかりでは無いはずなので、スタッフから意見を取り入れて改善していきたいと思います。
コロナの影響がもう少し心配なので、少し落ち着き始めたら前に動き出してみたいと思います。

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