2020年04月08日(水) Vol.505 堂野智史(公益財団法人大阪産業局 メビック)

メビック3度目の移転に際し

2020年3月9日。
メビックは長年慣れ親しんできた扇町を離れ、
大阪の中心部・堺筋本町の大阪産業創造館(産創館)に移転しました。
2003年5月以来17年間、大阪市水道局庁舎、旧カンテレビル、
カンテレ扇町スクエア(現カンテレビル)と3回拠点を移し、
とうとう4回目は北区を離れることに・・・。
名称も、「メビック扇町」から「メビック」に変わりました。

堂野智史

大阪産業創造館といえば、皆さんもご存じのとおり、
創業、経営革新、事業承継、販路開拓やマーケティング支援等々で
大阪の中小企業を支える中核的施設。
企業や経営者を対象とした少し堅いイメージのある施設ですが、
今回その17階にメビックが移転するこに・・・。

最初はクリエイターに不評かなと心配したのですが、
今のところ、来所したクリエイターの皆さんの反応はさほど悪くはなく
カンテレビルよりもいいよといった声が聞こえるくらい。
ちょっとホッとしました。
ただ、明らかに施設は狭くなりましたし、
交流スペースは産創館との共用ですので
今後どこまでこれまでのような活発な活動を行えるか
また試練の年月が流れそうです。

そんな中、スタートダッシュに歯止めをかけたのが
昨今のコロナウイルス感染。
いきなりイベントの目処が立たず、
入籍をしたけど結婚式・披露宴ができない夫婦のような状態。
お披露目のイベントの開催目処は全く立ちません。
おまけに、国の緊急事態宣言を受け、
大阪府・市では外出やイベントの自粛が強く要請され、
あえなくメビックも明日4月9日から休館に。
最少限のスタッフで対応し、残りは在宅勤務に・・・。
これまで17年間活動をしてきましたが初めての経験です。

こんなメビックですが、
移転に際して出鼻をくじかれるのは、実はこれが最初ではないのです。
前回、水道局から旧カンテレビルを経て
カンテレ扇町スクエアへの移転の際には、
オープニングイベント(2011/3/29)の直前に
東日本大震災が起こり(3/11)、お祝いムードも一変。
当初予定していた市長と市幹部、クリエイター代表と私による
鏡開きもキャンセルになるなど、華美な式典は極力自粛。
会場で参加者から義援金を募るという事態に。
それでもオープニングイベントは開催しましたし、
そこに500人を超える皆さんに集まってもらい
日本中に沈滞ムードが漂う中、それを大阪から変えていこうという
強いメッセージも発信でき、メビックにとっては
ある意味幸先のいいスタートを切れたかなと・・・。

でも今回は、全く様相が異なります。
世界的一大事ですので、仕方がないことですが、
これほど身動きがとれない状態になるなんて
移転準備をしていた時には想像もできませんでした。

これからしばらくは表舞台からは遠ざかり
コロナウイルスの終息をじっと我慢するだけですが、
その間に、再開後猛ダッシュを切れるよう
しっかりエネルギーを蓄えておきたいと思います。

KNSも同様、2月のMOBIOでの定例会のキャンセルを皮切りに
依然活動を再開できない状態ですが
この事態が終息したら、再び活発に活動を再開しますので
皆さん引き続きよろしくお願いします。

また、コロナウイルスが落ち着いたら
新生メビックにもお立ち寄り下さいね。
https://www.mebic.com/

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