2019年04月10日(水) Vol.456 藤川昌浩(有限会社デジタル・マイスター)

おもしろい、やってやろうじゃないか!

「おもしろい、やってやろうじゃないか!」が、今の私の行動基準のようである。これは最近、あることがきっかけで自分の行動基準の変遷を知ることになって気付かされたことである。
ある時、KNSの会議で「藤川さん、こんなことが出来るといいんだけど、できないの?」と言われて、「技術的には出来るけど…」と答えている自分がいた。この時、ふと20代の頃の自分を思い出した。営業から同じように「お客様からこんなことを言われたんだけど、できる?」と聞かれて、若気の至りで「できますよ」と答えてしまったことがなんと多いことか。しかし、「できない」と言うことが悔しくて少しぐらい難しくても「できません」とは答えたくなかった自分がいた。若いころは、その若さゆえの過ちのお陰で、苦労させられて事が数多くあった。

藤川 昌浩

まさか、この年になってもこの行動パターンが残っているとは思いもよらず、KNS定例会用の受付システムを作っていて、このことに気付かされてしまった。だから、KNS世話人の方々には、私に対して「こんなことができないの?」等とは軽々しく言わないでいただきたいと思う今日この頃である。
そんなことを思い出していると、「最近の自分の行動基準は何だろう?」と考えるに至ったのである。そして、某電器メーカーを退職し、会社を設立したころに思いをはせたとき、冒頭に書いた「おもしろい、やってやろうじゃないか!」がそれだと気付いた次第である。
もちろん仕事をしている場合、おもしろくないことはやらない、と言いたいのだけれどそこは大人なので「喜んでやらせていただきます」と答えている。しかし、自分がおもしろいと思っていることには、そこにかけるエネルギーは半端ない。ついこの前までは仕事に対しておもしろいと感じてエネルギーを注ぐことがあったが、最近は遊びに力を入れるようになった。誤解が無いように言っておきたいが、決して仕事の手を抜いているわけではない。
では、どんなことに夢中になっているかというと某電器メーカーにいたころはアマチュア無線のコンテストで入賞することを目指し、会社を作って大阪出張所を開設した頃は、囲碁将棋に興味を持っていて段位認定を受けることに喜びを感じていた。その後、KNSというものを知るようになり何度か参加するうちに、気付けば世話人のひとりになっていた。
そんなときに、SNSを通じて知り合った仲間とモーターサイクルでツーリングを一緒にするようになり、ある時、みんなで京都府北部の経ヶ岬に行った。ここで駐車場から少し上ったところにある経ヶ岬灯台まで行くと、灯台の説明書きがあって遠方まで光を届けるための一等レンズというものがあり、日本には一等レンズを備えている灯台が6基あると知った。その場で話をしている内に、「じゃ、誰がモーターサイクルで全ての灯台を回れるか競争しようじゃないか」となり、私が本当にそこの灯台まで行ったかどうかを判断するための携帯電話の位置情報を取得するプログラムを作ったことがあった。(注:一等レンズを備えている灯台の内の1基は福岡県沖ノ島にあり、島全体がご神体なので一般の人は行くことが出来ない。そのためこの灯台は競争の対象外としている。)因みに、ポケモンGoや、モーターサイクルのヤマハ、ホンダ、BMW等がスマホ等の位置情報を使ったアプリを世に送り出したのは、私がそのプログラムを作った後である。それはさておき、灯台制覇の後は、江戸時代に建てられ現在まで存続する「現存十二城」を攻めたり、本州・東西南北の端っこ(注:東端は岩手県宮古市)を回ったりしようとしている。昨年から、パリ・ダカラリーに参加した人が主催するSSTR(Sunrise Sunset Touring Rally)や、雑誌社が主催するBikeJINラリーにも参戦している。(そのため、Sunflowerには毎年乗船している。)今年は、北海道(本島)最東端、本州の最北端と最東端を訪問する予定である。
ここまで書くと、遊び以外には情熱を持っていないのではないかと思われるかもしれないが、実は密かに新規事業の立ち上げも考えていないことはない。山口で起業した経験を糧にして、新たな挑戦をしてみたいと思っている。
夢を人に分かる「かたち」にするのが要件定義
それを事業の「かたち」にするのが企画
それを見える「かたち」にするのが設計
それを現実の「かたち」にするのが開発
これは私が情報処理システムを構築する時の要諦と捉えているが、これからおもしろい夢を「かたち」にする活動をしたいと思っている。

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