2018年05月02日(水) Vol.409 沼田秀彦(盛岡市)

絆(きずな)

東北支部世話人の沼田秀彦です。2015年5月以来,4回目となりました。
私は今年,市役所勤務の最終年度を迎えましたが、最後の10年間が商工観光部
の在籍となりました。公務員の宿命の一つに異動があり、数年おきに別な部へ
異動する訳ですが、連続して10年も居座るのは、うちの役所でも私位でしょう
か。このため、結構顔を覚えられているもので、先日も人待ちで15分ほど大通
商店街に立っていると、知り合いに二人も出会い、盛岡は広いようで狭いと感
じました。

沼田秀彦

柳生一族の家訓に「小才は縁に出会って縁に気つかず、中才は縁に出会って縁
を活かさず、大才は袖すれあう縁も、これを活かす。」とあるそうですが、こ
れまで、INSやKNSの皆さんと盃を酌み交わし、いろんな縁を頂き、それがき
っかけとなり、絆に繋がっていくのだと確信していますし、縁を大切にするの
が、産学官連携の肝のような気がします。

盛岡は、東日本大震災直後の東北六魂祭が縁となり、以来、青森市、秋田市、
仙台市、山形市、福島市の各都市と東北六魂祭から東北絆まつりの開催を通し
て各都市との絆を培ってきました。これは、単に市役所同士の絆だけではなく、
東北6都市の商工会議所、各祭りの主催団体が一堂に会して協議しながら祭り
を作り上げ、固い絆となってきていたのです。3月には、それぞれの実務レベ
ルの責任者や担当者が盛岡に集まり、懇親会を開催しましたが、皆気心が知れ、
話題は、祭りだけでなく、昇任した人の祝福や定年となる人へのねぎらい、結
婚願望など和気藹々としたものとなりました。

いずこの組織も人事異動での職員の入れ替わりはあるものの、改めて継続は力
なりとの諺のとおり、7年もの間、毎年必ず会い、話することで、仲間となり、
大きな課題も乗り越えることができたと思えています。最初、何か得するのと
か、飲んでばかりで何も始まらないとと考えてしまうと、何も産まれてきませ
ん。INSやKNSのように毎年顔を合わせていると、縁が生まれ、絆で繋がれた
仲間が増え、楽しい仕事や人生に結びつくと実感しています。

さて、東北絆まつりは、6月2日(土)、3日(日)の2日間で、INSの総会
となる9日を避けての開催となります。東北絆まつりは、盛岡市と盛岡商工
会議所、祭り運営受託者が作業を進めており、私は盛岡市の責任者として、そ
の準備に当たっています。

東北絆まつりは、盛岡市の今年最大のビックイベントであり、その見所は何と
言っても東北の夏祭りのパレードです。「盛岡さんさ踊り」をはじめ、「青森
ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり(スズメ踊り)」「山形花笠
まつり」「福島わらじまつり」が1ヶ所で見られるのは、この機会しかないの
です。KNSの皆さん、INS総会の1週間前に盛岡を訪れてみませんか。

お祭りは、人の心に安寧と癒しのほか、命に生き生きとした躍動感をもたらし、
共同体に調和と秩序を与え、個人と共同体に生命の活性化、組織の結束強化を
促す効能・効果があるとされます。東北絆まつりを通じて、被災した東北各地
の復興が少しでも早く実現できれば、こんなうれしいことはありません。復興
と言えば、2020年の東京オリンピック・パラリンピックは復興五輪でもありま
すので、東北絆まつりを東京オリパラの開幕式などで披露したいと今、東北6
市で運動を展開しており、東北絆まつりを世界へ発信できると期待しています。

最後に絆に関係はありませんが、盛岡では来年2019年10月に盛岡シティマラソ
ンで盛り上がっています。盛岡のまるごと味わえるフルマラソンとなるよう民
間の事業者、陸上関係者と盛岡市で準備を進めています。ご期待願います。

東北絆まつり http://tohoku-kizunamatsuri.jp/

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