2014年04月30日(水) Vol.211 神門英昭(積水ハウス株式会社 開発事業部)

宮古島トライアスロンへの軌跡 if you can dream it, you can do it!

 2014年4月20日19時30分
バン!バンバーン!もう暗くなった空に打上げ花火があがった。朝7時にスタートしてから12時間半。ゴール制限時刻の1時間前を告げる花火だ。スイム3km、バイク155km、そして、フルマラソンのトライアスロン。ゴールまであと4kmちょっとだ。
ワイドー!市街地に入ると一段と応援が多くなる。宮古島の言葉、頑張れ!諦めるな!という意味。ずっとこの応援で背中を押してもらった。小さな繁華街を抜けて競技場へ向かう辺りはいったん人が少ない暗い街路。あと1km、いよいよゴール。
両側に提灯が並ぶ道を駆け上がりフィニッシュの陸上競技場内へ。選手のゼッケンがコールされ次々とゴールしていく。応援の人達と一緒に大集団ゴールなど、スタイルは様々。
ゼッケン1228神門英昭さん、お帰りなさ〜い!アナウンスが響く。
ゴール手前、ゆるジョグTシャツのメッセージに拳を。
if you can dream it, you can do it!

神門英昭

2012年5月25日。とあるサロンに参加した。
「真珠とトライアスロンを通じた、美と健康とダイエット」というタイトルだった。トライアスロンといえば、思い浮かぶのがアイアンマン。ありえない世界。でも、何かちょっと楽しそうなタイトル。美と健康とダイエットというフレーズに惹きつけられた。今回、一緒に宮古島トライアスロンに参加した松田さんとの出会いだった。
さらりと話された練習量に驚かされた。マラソンは1993年ホノルルでデビューし10数回完走していた。しかし、少しブランクもあり、その頃は京都マラソンで何とか歩かず5時間を切るレベル。月100km弱程度の練習で、トライアスロンってできるでしょうか?と質問したことを覚えている。
スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmというオリンピックディスタンス。ショートトライアスロンという距離の大会がある事を教えてもらった。これくらいなら、やれそうだ。やってみよう。軽い気持ちで思い立ったあと、まず最初のハードルは自転車の購入だった。1か月かけて家内の了解を取り付けた。6月末に自転車購入と同時に9月2日の赤穂トライアスロンにエントリー。7月からの王子屋外プール通いと合わせてバイク練習を始めて、2か月後にトライアスロンデビュー完走とあいなった。
そんな事がきっかけで松田さんから「ゆるゆるジョギングの会」(略称ゆるジョグ)に誘ってもらった。各自マイペースで、時には競争しながら走った後、懇親会で盛り上がるというジョギンクの会。これまで、練習や大会参加は一人だったので、月に一度、練習&懇親会、そして一緒に大会参加する等々、楽しく励みとなった。
ゆるジョグという名とは裏腹にすごいメンバーが多数いてびっくり。かつてフルマラソンを3時間切ってたサブ3ランナーや全日本代表候補のトライアスリートのメンバーに、いろいろ教えてもらった。楽しく練習しアドバイスを実践するうちに、後半にペースを落とさずフルマラソンが完走できるようになり、昨年2月には念願のサブ4を達成にこぎつけることができた。この歳になって自己ベストを出せるなんて嬉しい限りであった。
 赤穂トライアスロン後は全く泳いでいなかったが、ランが20km程度のミドルトライアスロンに出てみたいという思いから、2012年末に自宅から徒歩4分の所にオープンしたフィットネスの会員となり水泳を再開した。そして、昨年9月にスイム2km、バイク63km、ラン20kmの伊良湖トライアスロンにチャレンジ。しかし、潮の流れがきつくスイムで大幅にタイムロスして、バイクフィニッシュでタイムオーバー。ランに進めずにリタイアという結果だった。ぎりぎりでランに進めていたしても、もう20kmを時間内に走る力は残っていなかった。
 昨年12月上旬のゆるジョグ忘年会では、メンバー其々が来年の目標を発表した。自身の目標は伊良湖トライアスロンへのリベンジ完走。松田さんの目標は来年こそ宮古島トライアスロンに当選し完走することだった。その時、ゆるジョグリーダーからいただいたキーワードは「結果より経過」でした。
 宮古島トライアスロンは当選者1700名のうち、1600名が実績審査で選ばれ、残り100名が抽選となる。いろいろな大会の実績を積み上げながら3、4回目の申し込みでようやく当選にこぎつけることができるというかなりの狭き門。ミドルも完走してなくロングトライアスロンなんて夢の世界だけど、いつかは宮古島に挑戦してみたいという思いから、落選の実績づくりとして自身も申し込んでいた。
 12月24日の結果発表の日、松田さんが当選したことをfaceBookで知って、本当にうれしかった。自身にも結果メールが届いてるのはわかってたけど、まさか当選とは思わず夕方まで開封しなかった。初申し込みで当選したという話は聞いたことがない。と周りの経験者から驚かれた。申込み時のメッセージ欄に28年前に新婚旅行で訪れた宮古島でトライアスロンに挑戦したい。完走する自信はないが当選したら必ずしっかりトレーニングを積むということを誓ってた。それが当選要素となったかどうかは定かではないが、思いに嘘はなかった。
 当選後、1月から3月の3か月間で練習量を増やしながらホップ、ステップ、ジャンプ。スイム47km、バイク1,100km、ラン365km。とれる時間にしっかりスケジューリングして、完走を目指せる最低限の練習を積み上げた。

 当選から、練習を積み上げ、スタートラインに立つことができたのは、いろいろ応援いただいた皆さんのお蔭です。そして、一緒に大会参加した方々には特段の支援をいただいた。
ランのウエアにゆるジョグTシャツを選び、感謝を伝えられるよう最後まで諦めず粘った。
今回、松田さんと一緒に初参加・完走という最高の結果となったが、ここに至る経過を何より大切に思う。支えてくれた家族にも感謝。
if you can dream it, you can do it!
ワイドー!

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